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■タイトル: 『おじいちゃんの書斎』
■作品サイズ: 24.7×17.2cm (額の窓部分)■画材: 万年筆、色鉛筆
■紙: ヴィフアール水彩紙
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【3月の絵本の絵展】で展示しました、新作です。
最近、万年筆のことばかりしか考えられなくて、
思い浮かぶのも、こんな絵になってしまいました(笑)。
今回、初めての試みで、線画の部分は全部万年筆で描きました。
机とか、じゅうたんとか、後ろの本棚とか、エプロンとか、
ちまちまこまごまと線を重ねる作業は、
やってみたら、かなり好きだと気がつきました。
自分に合っている描き方かも…!
インクは、パイロットのiroshizukuのシリーズや、
三光堂様の名古屋シリーズなどを使いました。
展示に来てくれた仲良しの友達が、
「じゅうたんは、桶狭間グリーン(三光堂様のオリジナルインク)ですか?」って、
一目見て当てたのは、さすがでした!
大のお気に入りのインクなんです♪
万年筆で塗りきれないところは、色鉛筆で色を重ねました。
水筆を使って、カラーインクみたいにして塗る方法もありますが、
自分としては、線はしっかり残して、色鉛筆のタッチと共存させた方が、
深みが出るように思います。
そうそう、左下のトレイにある、一番左の万年筆!
線画を描いた後、色を塗る段階で、
有名な万年筆で、黒とオレンジの組み合わせがあったなぁ…と、
なんとなく適当に塗ったのです。
それが、後からちゃんと見たら、
モンブランの作家シリーズ「ヘミングウェイ」に、クリップまでそっくりでした…(笑)。
写真で何度か見たことがあるだけで、色しか記憶になかったのに、
偶然なのか、無意識なのか…、
ちょうどマットで隠れる部分でよかったです(笑)。
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