2018年11月16日金曜日

【委託販売】 額装作品を納品しました!

三光堂様店内に展示させていただいている額装作品を、
3点入れ替えました。

先月の【Best Artists Exhibition 13】でも展示しました、
チベットスナギツネと万年筆の『ペンは剣より強し』と、
トイレでくつろぐハシビロコウさん『ぼくのじかん』です。

『ペンは剣より強し』

『ぼくのじかん』

もう1点、『風呂あがり3兄弟』を、
三光堂様では初めて展示させていただいております。

『風呂あがり3兄弟』

お取り扱いいただいているポストカードの中で、
万年筆以外の絵柄で、多くお買い上げいただいているのが、
この『風呂あがり3兄弟』なのです。

一度、手元の在庫も全部無くなって、そのまま廃番にすることも考えましたが、
追加で刷っていただきましたら、またも在庫がなくなりそうな勢いです…!
本当にありがとうございます。

3点とも、入口を入ってすぐの左側に飾らせていただいています。

三光堂様の店内

是非、原画でもご覧いただけましたら嬉しいです。


【万年筆の三光堂】
http://www.sankodo-web.co.jp/
名古屋市東区矢田5-1-17

【委託販売】 新作ポストカードを納品しました!

委託販売でお世話になっております三光堂様に、
ポストカードを納品して参りました!

品切れが何種類も出ているくらい、
沢山お買い上げいただきまして、大変ありがとうございました。
しっかり補充させていただいております。

また、ポストカードの新作も追加しております。
まず、先日展示したこちらの3種類。

新作ポストカード

これらは【Best Artists Exhibition 13】でも販売していたのですが、
特にチベットスナギツネさんが人気で、期間中に在庫が無くなってしまいました。
ハシビロコウさんも残り1枚になっており、
慌てて印刷所さんに追加で刷っていただいたところです。

また、羊さんとカニさんの毛糸のシリーズも、
2種類が新たに、外注印刷で登場です!

新作ポストカード

三光堂様にはこれら5種類の新作と、クリスマスや冬の絵柄を追加し、
現在、37種類のポストカードをお取り扱いいただいています。

是非お手に取っていただけましたら嬉しいです!

三光堂様店内 ポストカードのコーナー


【万年筆の三光堂】
名古屋市東区矢田5-1-17

2018年11月8日木曜日

【作品紹介】 『ペンは剣より強し』



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■タイトル: 『ペンは剣より強し』
■作品サイズ: 23.0×31.2cm (額の窓部分)
■画材: アクリルガッシュ、顔料黒インク
■紙: ウォーターフォード水彩紙
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【Best Artists Exhibition 13】で展示した作品です。

再び登場のチベットスナギツネさん。
書斎の子よりは毛並みを描き込んで、
少しだけリアルなタッチにしました。

剣の代わりに、万年筆を持ったらカッコイイなと思って、
タイトルと併せて、自然に絵が浮かびました。

脇に抱えているのは、システム手帳です。
書斎の子よりは、大事なことをびっしり書き込んでいそうです。


やはりこういう、細い線を重ねた絵は好きですね!
描くのも好きですし、見るのも大好きです。

ごく一部だけ、点描も取り入れてみました。


また違った表情になりますね。
ペン1本だけでも、表現は奥が深い世界です。

2018年11月7日水曜日

【作品紹介】 『文豪、砂狐』



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■タイトル: 『文豪、砂狐』
■作品サイズ: 36.0×43.5cm (額の窓部分)
■画材: アクリルガッシュ、顔料黒インク
■紙: ストラスモア<インペリアル>水彩紙
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【Best Artists Exhibition 13】で展示した作品です。

一度ちゃんと描いてみたかった、チベットスナギツネ!
あの虚ろな目つきは、一度見たら忘れられません…!

仲のいい作家さんには、
「ひゅうさんなら、いつか描くと思った!」、
「今まで描いていなかったのが不思議なくらい!」
なんて言われて大笑いしていたのですが、
チベットスナギツネをご存知ない方が8割くらいでしたでしょうか。
あまり知られていなかったのが意外でした。

大きい絵ですから、細部をちょっと紹介します。


糸でぶら下がる蜘蛛。猫。檸檬。
文豪の予感がします。


レシートが落ちていたり。
鉛筆は、本のしおり代わりに。


化石をこんなところに飾ったら、危ないですよ。

本棚の本の背表紙は、読めそうで読めないけれど、
時々読めてしまう文字で、タイトルが書かれています。
架空の本の『羊の数』12巻セットとか、
理系本も多くて、『量子力学』とか『地球の歴史』があります。
『宇宙論』は真っ先に見つかってしまいました。

さて、執筆中のチベットスナギツネさん。


原稿用紙には、まだ1文字も書けていません。
消しゴムは多分、3日くらい落ちたままでしょう。

この顔の感想が分かれたのが、とても面白かったです…!

・まっっったく、なんんんにも思い浮かんでいない!
・靴下脱いでいるから、絶対集中していない
・いや、集中しているからこそ、無意識に脱ぐ
・文豪らしい
・今は書けていないけれど、書き始めたら早いのでは
・後ろの沢山の本の内容が、全部頭に入っていそう
・椅子が立派だから、とりあえず形から入る性格
などなど。

果たして出来る子なのか、出来ない子なのか、
一体どちらなのでしょう。

2018年11月6日火曜日

【作品紹介】 『ぼくのじかん』



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■タイトル: 『ぼくのじかん』
■作品サイズ: 19.7×28.8cm (額の窓部分)
■画材: アクリルガッシュ、色鉛筆
■紙: ウォーターフォード水彩紙
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【Best Artists Exhibition 13】で展示した作品です。

トイレのヤギくん『至福たいむ』の、ハシビロコウさん版です。
去年から描きたいなと思いつつ、
ハシビロコウさんなら何をするだろう?と、ちょっと考えて、
ラジオと新聞にしてみました。

赤い小さなラジカセは、自分が中学生の時に、
大のお気に入りだったものです。
メーカーも覚えていないし、実物も写真も残っていないので、
何となくこんな感じ…。

ラジオで洋楽の特集を聴いたり、
テレビの音声だけを聞いてみたりして、
自分の部屋にいるのに、外の世界とつながっていることに、
ワクワクドキドキしたものでした。

大事にとっておけばよかったなぁ…。
その後も、壊れる度にオーディオ機器を買い替えてきましたが、
一番最初の小さなラジカセが、一番思い出深いです。

2018年11月4日日曜日

【Best Artists Exhibition 13】 無事終了しました!

グループ展【Best Artists Exhibition 13】、29日に無事終了しました!

お越しいただきました皆さま、大変ありがとうございました。
お会い出来た皆さまとお話しした時間は、楽しくてあっという間でした!
もう少しゆっくりご一緒したかった方や、お会い出来なかった方もいらっしゃって、
展示はいつも、もっと長く在廊したかったなぁと思います。

ご一緒させていただいたアーティストの皆さま、
会場のミレージャギャラリーさま、どうもありがとうございました。
皆さま多方面でプロフェッショナルにご活躍されている方ばかりで、
今年もご一緒させていただけて光栄です。


私の展示スペースです。
太子額2点、四つ切額1点と、今回初めてF8額でも出してみました。
やはり大きいと迫力満点!
色んなものを描き入れることができますし、
細部まで楽しんでいただけてよかったです。

それぞれの作品については、また改めて紹介いたします。

2018年9月29日土曜日

グループ展のお知らせ 【Best Artists Exhibition 13】



↑クリックで拡大↑

展示会のお知らせです。

今年も、【Best Artists Exhibition 13】に参加させていただきます!
場所は、東京銀座のミレージャギャラリーさんです。
是非お気軽にお寄りいただけたら嬉しいです!

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■グループ展【Best Artists Exhibition 13】

■期間: 2018年10月24日(水)~ 10月29日(月)
※お休みなし

■時間: 11:00~19:00
※初日は12:00から。最終日は17:00まで。

■場所: ミレージャギャラリー(東京都銀座)
http://www.mireyagallery.com/
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2018年6月8日金曜日

【作品紹介】 『インク瓶の向こう側』



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■タイトル: 『インク瓶の向こう側』
■作品サイズ: 28.8×19.7cm (額の窓部分)
■画材: アクリルガッシュ、顔料黒インク
■紙: ウォーターフォード水彩紙
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【緑の世界展】で展示した作品です。

インク瓶を光の当たる場所に置きますと、
影の中にインクの色が映えることがあります。
それを、より具体的に森の形にしてみました。

これまで他の2作品で、
「インクで描かれた」緑の世界と、
「インクの中の」緑の世界を表現してきて、
この作品では、また違った形で、
「インクを通しての緑の世界」を描けたと思います。

セキセイインコは、昨年の【鳥どり展】以来、
鳥が更に好きになって、今回も描いてみたくなりました。
レモンイエローが入ることで、
明るいアクセントになってよかったなと思います。


展示には、万年筆好きの友人たちも来てくれまして、
「この万年筆が欲しい!」なんて、お二方が言ってくれました。
クリップの絵柄を、マメ科でありそうな葉の模様にしましたが、
あとはよくある形ですから、似た万年筆が実在するとよいですね!

2018年6月7日木曜日

【作品紹介】 『緑の世界』



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■タイトル: 『緑の世界』
■作品サイズ: 16.0×23.0cm (額の窓部分)
■画材: アクリルガッシュ、顔料黒インク
■紙: ストラスモア<インペリアル>水彩紙
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【緑の世界展】で展示した作品です。

最初に展示テーマをお伺いした時に、ふと浮かんだのが、
万年筆のペン先から滴るインクの中に森が見える光景でした。

インクって実際に使っていて、
友達への手紙の文字にもなれば、可愛らしいイラストにもなったりして、
変幻自在の世界を秘めていると思っています。
そんなインクの魅力を表現できたらと思いました。

全体の塗り方は、どうするかかなり迷いましたが、
元々、デューラーやレンブラントの銅版画が好きで、
「それならもっと真っ黒にしてもよいかもね!」とご意見いただいたことがあって、
行けるところまで線を重ねて、それから色を載せてみました。
やはり好きな作業みたいで、これだけ線を重ねても、全然苦じゃなかったです!

ちなみに、水彩紙はストラスモア<インペリアル>水彩紙、
コットン100%の真っ白な紙です。
アクリルガッシュを薄く塗り重ねて、古びた紙の感じを出しています。
滴の光っている部分の白色が、元の水彩紙の色です。

2018年6月6日水曜日

【作品紹介】 『ちいさなみどり』



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■タイトル: 『ちいさなみどり』
■作品サイズ: 22.2×30.9cm (額の窓部分)
■画材: アクリルガッシュ
■紙: ストラスモア<インペリアル>水彩紙
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先日の【緑の世界展】で展示した作品です。

DMのために描き下ろしたもので、
原画では一回り大きく、余白もゆったりと描いています。
DMでは、葉っぱの部分がよりメインになるように、
周囲を少しカットしてありました。

今回の展示では、「緑色のインクを通しての、緑の世界」を、
個人的なテーマにしてみました。

万年筆で描かれた、植物や生き物の小さな世界であり、
その万年筆も、首軸の部分が描きかけのようになっていて、
これもまた描かれたものだという、二重構造が気に入っています。


カエルの他にもう1匹居る、小さな生き物は、
オオムラサキの幼虫をモデルにしています。
アゲハチョウなど、可愛いと思うイモムシも多いのですが、
DMとなりますと、色々な方にお送りするもの。
中には苦手な方もいらっしゃるだろうということで、
細長い体は隠して、可愛いお顔の部分だけを覗かせました。


実物はもっともっともっと可愛いので、
もしご存知なければ、是非検索してみてください!

2018年5月27日日曜日

【委託販売】 新作ポストカードを納品しました!

委託販売でポストカードを置かせていただいています三光堂様に、
新作のポストカード3種を、納品して参りました!

新作ポストカード

三光堂様店内 ポストカードのコーナー

在庫の減っていました分も、補充しております。

三光堂様からは、限定万年筆『空(そら)』と一緒に、
ポストカードもまとめて買われたお客様が何人もいらっしゃったと、
うかがいました。
遠方の方も多かったそうで、大変ありがとうございます…!
心より感謝申し上げます。

ポストカードは、展示会の際にも販売しておりますが、
常時、店頭でお取り扱いいただいていますのは、
三光堂様だけです。
ご来店の際には、是非ご覧いただけますと幸いです。



【万年筆の三光堂】
名古屋市東区矢田5-1-17

2018年5月26日土曜日

【緑の世界展】 無事終了しました!

グループ展【緑の世界展】、21日に無事終了しました!

お越しいただきました皆さま、大変ありがとうございました。
ノートにも沢山メッセージをいただきまして、
一つ一つ感謝しながら読ませていただいています。
お会いできた皆さまとも、楽しい時間を過ごさせていただきました。
もう少し長く在廊して、もっともっとお話ができればよかったです…!

ご一緒させていただきましたアーティストの皆さま、
会場のバートックギャラリーさま、どうもありがとうございました。
お蔭さまで、素敵な作品に囲まれた、爽やかで瑞々しい展示となりました。
「緑」というテーマでも、こんなに色々な緑があるのだなぁと、
とてもよい刺激をいただきました。


今回の展示スペースです。
緑といえば植物が最初に思い浮かびましたが、
そこに自分らしさを加えたいと思い、
「万年筆の緑のインクを通しての」植物、というコンセプトで描きました。

一番右のDMの作品も、
「やっぱりひゅうちゃんでしょ!」
「ひゅうさんだって、すぐ分かりましたよ!」
と、何人もの方に言っていただけて嬉しかったです!

それぞれの作品については、また改めて紹介いたします。

2018年5月1日火曜日

グループ展のお知らせ 【緑の世界展】

グループ展参加のお知らせです!


↑クリックで拡大↑

↑クリックで拡大↑

7人の作家によるグループ展です。
新緑の美しい季節。
緑溢れる1週間になりそうです!

DMのイラストは、私が担当せていただきました。
原画も展示いたします。

アーティストの皆さま、バートックギャラリーさま、
この度もどうぞよろしくお願いいたします!

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■グループ展【緑の世界展】

■期間: 2018年5月15日(火)~ 5月21日(月)
※17日(木)休み

■時間: 13:00~18:45
※最終日17:00まで

■場所: バートックギャラリー(東京都銀座)
https://bartok44.com/
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2018年3月28日水曜日

【お仕事】 三光堂様 90周年記念限定万年筆『空(そら)』

今年4月に創業90周年を迎えられる、名古屋の万年筆専門店 三光堂様の、
90周年記念 限定万年筆『空(そら)』の絵柄をデザインさせていただきました。

>三光堂様Twitterより


本体はパイロット社のノック式万年筆キャップレス デシモです。
胴軸に、黄道12星座と太陽、月、一番星が輝いています。

最初にお話をいただいたのがおよそ2年前。
三光堂様とは何度も打ち合わせをし、
様々なバージョン違いを検討し、修正や微調整を重ねて、
ようやく完成させることができました。

12星座自体は一般的なモチーフですが、
創業90周年を記念する特別なお品物ですから、
この万年筆ならではの特徴を持たせています。

まず、三光堂様の名にちなみ、三つの光という意味で、
星座の間に3つの大きなシンボル、太陽・月・一番星をアレンジしています。

90周年にちなみ、金トリム(白軸)は金色の星の数を、
銀トリム(青軸)は銀色の星の数を、それぞれ90個にしました。

太陽の光線の数も、9つです。



1等星と各星座の明るい星は、
光が7方向に煌く、少し変わった星型です。
これは、三光堂様の2010年の限定万年筆『星に願いを』へのオマージュで、
特徴的な7角の星を、『空(そら)』にも引き継がせていただきました。

三光堂様 限定万年筆『星に願いを』

三光堂様 90周年記念限定万年筆『空(そら)』

星座の絵柄は、細部までとても綺麗に再現されています。
パイロット社様には、期待以上に美しい万年筆に仕上げていただき、
心より感謝申し上げます。

また、90周年という節目にデザインをご依頼くださいました三光堂様、
私にとっても大きな記念となるお仕事をさせていただきました。
本当に本当にどうもありがとうございました。

三光堂様の店頭には、3月25日から実物サンプルが展示され、
ご予約も開始されています。
是非、実物をお手に取ってご覧いただけましたら嬉しいです。

三光堂様 90周年記念限定万年筆『空(そら)』

【万年筆の三光堂】
http://www.sankodo-web.co.jp/
名古屋市東区矢田5-1-17

2018年3月27日火曜日

【委託販売】 ポストカードと作品を納品しました!

委託販売でお世話になっております三光堂様に、
ポストカードと作品を納品して参りました。

ポストカードは、先月にも一度補充していたのですが、
4種類も品切れになっておりました。
お買い上げいただきまして、大変ありがとうございます。

三光堂様店内 ポストカードのコーナー

店内の写真です。
なんと、コーナーの一面全部を使わせていただいております…!
万年筆専門店様ですから、やはり万年筆の絵柄が人気のようです。


特に、右上の星図の『万年筆座・インク壜座』は、
私の手元でも在庫がなくなっておりまして、
印刷所様にたっぷり増刷していただきました。

原画も1点入れ替えています。
『万年筆座・インク壜座』を、再度展示させていただいています。


現在、原画は3点展示中です。
他の作品は、黒川ひゅうHPの「SHOP」をご覧ください。

また、25日から三光堂様の創業90周年記念万年筆『空(そら)』の、
ご予約受付が開始されています。
こちらの軸のデザインを制作させていただきました。
思っていた以上に大変綺麗な万年筆に仕上がっております。
是非店頭でお手に取ってご覧いただけましたら幸いです。

『空(そら)』のデザインについては、また改めて記事にいたします。


【万年筆の三光堂】
http://www.sankodo-web.co.jp/
名古屋市東区矢田5-1-17