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■タイトル: 『小説家、撞木』
■作品サイズ: 36.0×43.5cm (額の窓部分)
■画材: アクリルガッシュ、顔料黒インク
■紙: ストラスモア<インペリアル>水彩紙
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【水中世界】展で展示した作品です。
去年『文豪、砂狐』を描いた直後に、シュモクザメでもと思い付き、
頭の中では出来上がっていた絵です。
脳から直接プリントアウトできる機械があれば、楽でよいですのに…(笑)。
F8と大きな絵ですから、細部を紹介します。
執筆の進む、シュモクさん。
1文字も書けていなかったスナギツネさんとは違います。
お部屋も本棚も、こちらの方がだいぶ綺麗です。
ダイオウグソクムシは、偉い立場?
読書中のネコザメは、夢の中かも…。
電球のようなクラゲは、架空のクラゲです。
大好きなカグラザメ!かっこいい!顔がいい!
背びれが無くて鰓が6本あるのが特徴の深海ザメです。
映像によっては目がエメラルドグリーンに光ってとても美しいのですが、
ここでは控えめな色遣いにしました。
すみっこに居るのは、ネムリブカ。
泳がなくても呼吸ができるため、海底でじっとしていられます。
他にも居る色々な子たち。
ミツクリザメのフィギュアは、口が飛び出ていない普通の姿で。
普段の顔は、とても穏やかです。
執筆中のお手元を拡大。
普段の顔は、とても穏やかです。
執筆中のお手元を拡大。
インク、流れていますけれど…!?
お手手が短いシュモクさん。
頭でもバランスをとれる形状なので、
他のサメと比べてヒレが短いと聞いたことがあります。
原稿用紙のてっぺんまで、手が届くのか心配です。
それにしても、原稿用紙に万年筆で執筆する姿には憧れます。
背の高い本棚をいくつも並べた書斎も欲しいですね。
色んな「好き!」が詰まった作品となりました。
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