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2021年12月17日金曜日

【お仕事】 千葉工業大学 地球学研究センター様 ロゴ


2019年に千葉工業大学様に新たに設立されました、
地球学研究センター様のロゴを制作させていただきました。

地球学とは、理系と文系、考古学や地球科学といった、
従来の学問の括りを超えて提唱された新たな学問です。
今や地球環境に大きな影響を与える存在とまでなった人間を、
地球システムの中のサブシステム「人間圏」として捉え、
地球と人間の関わり合い、更には宇宙との関わりも含めて、
人間圏の発現と発達の過程を、俯瞰的な視野で研究されると伺っています。

宇宙との関わりというと、少し唐突に思われるかもしれませんが、
ツタンカーメンの鉄剣が鉄隕石から作られていたことが知られていて、
その製造方法を明らかにするために、2020年2月に、
地球学研究センター様が鉄剣の詳細な分析をされています(プレスリリース)。
文明の発達過程において、鉄の利用は非常に重要で、
鉄隕石がそのきっかけになったのではないかというお考えです。
このお話は、NHK BSプレミアム「コズミックフロント☆NEXT」の
アイアン・プラネット」の回(2020年9月24日放送)でも紹介され、
ロゴのご依頼をいただくよりも前の放送でしたが、
私も拝見していて、よく覚えておりました。

ロゴ制作におきましては、
地球学研究センター様の研究内容や研究目的、
理念を理解して反映できるかどうかが難しく、試行錯誤の中から、
「人間」と「地球」と「流れ星」の3つのパーツから構成され、
全体で一つの「地球儀」に見えるデザインを提案させていただきました。
方向性が決まった後も、デフォルメの仕方や細部を調整し、
最終的にこちらのロゴに決定していただくことができました。

新しい視点での研究拠点となるセンター様のロゴ制作という、
大変光栄なお仕事をさせていただきました。
この度はどうもありがとうございました。
地球学研究センター様のこれからのご発展を心よりお祈り申し上げます。


地球学研究センター様 HP
https://geo-cosmo-cit.jp/

2019年12月14日土曜日

【お仕事】 「DESTINY+」プロジェクトロゴ / 千葉工業大学 惑星探査研究センター様

「DESTINY+」プロジェクトの理学系ミッションのロゴを、
制作させていただきました。


工学系ミッションには、こちらとは別のロゴがございます。

「DESTINY+」は、太陽系内探査プロジェクトの一つで、
小型の探査機を小惑星フェートン(Phaethon)まで飛ばし、
フライバイ観測を行うプロジェクトです。

フェートンは、塵をまき散らしながら太陽の周りを回っていて、
軌道の一部が、地球の軌道と交差しています。
地球がこの塵の帯に突っ込むと、沢山の塵が流れ星となって夜空に輝きます。
これが、毎年12月に見られるふたご座流星群です。

惑星探査研究センター様は、既に「METEOR」プロジェクトで、
今年3月までの数年間に渡り、ISSから流星を観測・分析されてきました。
(「METEOR」ロゴも、私が制作させていただきました。)
超高感度カメラが捉えた光から、質量やサイズ、成分構成も分かるそうです。

「DESTINY+」では、「METEOR」で観測した流星の起源の近くまで行って、
流星になる前の塵を直接観測します。
どんな新しい発見があるのか、これまでの研究とどうつながっていくのか、
とても楽しみなプロジェクトです。

ロケットの打ち上げは、2022年を予定しており、
フェートンへの到達は2026年と伺っています。

まだまだ先のお話ではありますが、「はやぶさ2」の盛り上がりもあり、
「DESTINY+」プロジェクトも注目が集まることと思います。
既に講演会なども開催されており、
一般の科学ファンもお話を聞ける機会が多そうです。

今夜は、今年のふたご座流星群の極大です。
綺麗だなというだけでなく、
流れ星の起源の小惑星まで探査機が到達する日を思うと、
また違った輝きに見えるかもしれません。



・千葉工業大学 惑星探査研究センター様 HP
 新宇宙探査技術実証機DESTINY+ プロジェクト紹介
 http://www.perc.it-chiba.ac.jp/project/destiny-plus/

・JAXA/ISAS様 HP
 新宇宙探査技術実証機DESTINY+
 https://destiny.isas.jaxa.jp/

2019年11月22日金曜日

【お仕事】 「Sea Launch Project」ロゴ / 千葉工業大学様


千葉工業大学様のご依頼で、
「Sea Launch Project(ロケット洋上発射実験プロジェクト)」の
ロゴを制作させていただきました。

既に第1回目の実験が2019年3月に実施されており、
こちらは千葉県御宿町における第2回実験のロゴになります。

ロゴには、御宿海岸沖の洋上フロートから打ち上げられるロケットの他、
御宿町のアピールも兼ねて、名産品であるキンメダイと伊勢えびと、
「月の沙漠記念館」のある御宿海岸のモチーフとしてラクダをあしらいました。

実験に使われるロケットは、千葉工業大学工学部の大学生さんたちや、
千葉工業大学様主催の講座に参加された高校生さんたちが製作されました。
1.5mほどの小型のもので、高度200m到達を目指します。

日程は、台風19号による変更もあり、2019年11月22-24日に実施予定です。
本日22日に1機が打ち上げられ、無事成功されました。
あと3機は、明日23日、天候を見ながらの打ち上げとなるようです。

実験から得られたデータは、2020年度に予定されている、
高度30kmの成層圏観測ロケット発射実験に応用されるそうです。
今後の展開も楽しみなプロジェクトです。



・千葉工業大学様 HP:トピックス
 打ち上げ実験の概要と日程のお知らせ(2019年10月1日)
 https://www.it-chiba.ac.jp/topics/pr20191001/

・千葉工業大学様 HP:トピックス
 打ち上げ実験成功のお知らせ(2019年11月22日)
 https://www.it-chiba.ac.jp/topics/pr20191122/

・クラウドファンディングサイト
 https://camp-fire.jp/projects/view/175778
 募集は終了しています。
 リターンの一部として、本デザインのステッカーが配布されました。

・ロケットガール&ボーイ養成講座 HP
 https://www.it-chiba.ac.jp/rocket/rokega.html

2018年3月28日水曜日

【お仕事】 三光堂様 90周年記念限定万年筆『空(そら)』

今年4月に創業90周年を迎えられる、名古屋の万年筆専門店 三光堂様の、
90周年記念 限定万年筆『空(そら)』の絵柄をデザインさせていただきました。

>三光堂様Twitterより


本体はパイロット社のノック式万年筆キャップレス デシモです。
胴軸に、黄道12星座と太陽、月、一番星が輝いています。

最初にお話をいただいたのがおよそ2年前。
三光堂様とは何度も打ち合わせをし、
様々なバージョン違いを検討し、修正や微調整を重ねて、
ようやく完成させることができました。

12星座自体は一般的なモチーフですが、
創業90周年を記念する特別なお品物ですから、
この万年筆ならではの特徴を持たせています。

まず、三光堂様の名にちなみ、三つの光という意味で、
星座の間に3つの大きなシンボル、太陽・月・一番星をアレンジしています。

90周年にちなみ、金トリム(白軸)は金色の星の数を、
銀トリム(青軸)は銀色の星の数を、それぞれ90個にしました。

太陽の光線の数も、9つです。



1等星と各星座の明るい星は、
光が7方向に煌く、少し変わった星型です。
これは、三光堂様の2010年の限定万年筆『星に願いを』へのオマージュで、
特徴的な7角の星を、『空(そら)』にも引き継がせていただきました。

三光堂様 限定万年筆『星に願いを』

三光堂様 90周年記念限定万年筆『空(そら)』

星座の絵柄は、細部までとても綺麗に再現されています。
パイロット社様には、期待以上に美しい万年筆に仕上げていただき、
心より感謝申し上げます。

また、90周年という節目にデザインをご依頼くださいました三光堂様、
私にとっても大きな記念となるお仕事をさせていただきました。
本当に本当にどうもありがとうございました。

三光堂様の店頭には、3月25日から実物サンプルが展示され、
ご予約も開始されています。
是非、実物をお手に取ってご覧いただけましたら嬉しいです。

三光堂様 90周年記念限定万年筆『空(そら)』

【万年筆の三光堂】
http://www.sankodo-web.co.jp/
名古屋市東区矢田5-1-17

2015年12月8日火曜日

【お仕事】 万年筆管理リフィル「Pen's History」 / 三光堂様

お仕事の報告です。
この度、三光堂様から新発売されました、
万年筆管理のためのリフィル「Pen's History / 万年筆の履歴書」の、
商品開発とデザイン制作に、協力させていただきました。

「Pen's History」

インデックスと管理リフィル

管理リフィルは20枚入り

A5サイズ、20穴のリフィルで、
1枚につき、万年筆1本に対応しています。
万年筆をいつ洗浄し、いつインクを吸入したかや、
入れたインク名を記録できる形になっています。

三光堂様の店頭とオンラインショップで、ご購入いただけます。

【万年筆の三光堂】
http://www.sankodo-web.co.jp/
名古屋市東区矢田5-1-17


万年筆って、日頃から使っている方はよくご存知と思いますが、
手間のかかる、面倒な筆記具です。
(面倒だからこそ、楽しいのですけれど…!)
半年に一度くらいは、洗うのがよいと言われていますし、
インクを変えるときにも、前のインクが残らないように、
しっかり洗って乾かさなくてはなりません。

1本2本ならともかく、世の中には、魅力的な万年筆が沢山ありましてですね…、
ついつい増えてしまいますと、管理も大変になってくる訳です。

私自身、普段使いが10本を超えた頃に、
管理ノートを作り、洗浄やインク吸引の記録を付け始めました。

今年、とうとう20本を超えまして(汗)、
ノートでは不便さを感じるようになりました。
購入順に、1ページ1本として記入していたのが、
洗浄していない順に並べ替えたくなり、
リフィル形式で上手くできないかと考えておりました。

そんなお話を三光堂様でしましたところから、
今回の「Pen's History」が誕生する運びとなり、
制作に協力させていただけることとなりました。
他のお客様からも、こういうものがあったらいいなという声もあったそうです。

最初の試作から何度も改良を繰り返し、
1ヶ月以上かかって、ようやくの完成となりました。
コピー紙に印刷しては実際に記入して、使い勝手も入念に確めております。
バンクペーパーという立派な仕様で完成して、感無量です!

是非、万年筆を多くお持ちの皆さまに、ご愛用いただけましたら幸いです。


私の制作としては、インデックスと管理リフィルのデザインと、
パッケージ表紙の右上の、万年筆のイラストを担当させていただきました。
今回は全て、Illustratorで制作しました。

フォントは、Q&Aを拝読した上で、
タイプラボ様の「アニト」を使用させていただきました。
感謝申し上げます。

【タイプラボ】
http://www.type-labo.jp/


※掲載の許可を得て、ご紹介させていただきました。

2014年12月30日火曜日

【お仕事】 「METEOR(メテオ)」プロジェクトロゴ / 千葉工業大学 惑星探査研究センター様

あっという間に年の瀬ですね…!
今年のうちに、今年させていただいたお仕事の紹介です。

千葉工業大学 惑星探査研究センター
のご依頼で、
「METEOR(メテオ)」プロジェクトのロゴを制作させていただきました。


この「METEOR(メテオ)」プロジェクトは、
千葉工業大学 惑星探査研究センター様が、アメリカのNASAらと協力して、
国際宇宙ステーション(ISS)に超高感度カメラを設置し、
2年間という長期に渡って流星を観測・分析する、世界初のプロジェクトです。

詳細は、惑星探査研究センター様のHPに紹介されています。

 ◆ISS流星観測プロジェクトの詳細
  http://www.perc.it-chiba.ac.jp/project/meteor/

カメラは、現地時間10月28日に、NASAの施設から打ち上げられ、
アンタレスロケットでISSへと届けられるはずでした。
が、日本でも大きくニュースで報じられました通り、
打ち上げ失敗となり、発射直後に炎上する結果となってしまいました。

その後のリリースによりますと、
カメラの予備機を整備し、半年以内の再打ち上げを目指すとのこと。
来年は是非とも、ロケットが無事に打ち上がり、
ISSから、学術的な観測ができ、一般の人々にとっても、
美しい流星の映像が届けられることを、楽しみに待ちたいと思います。

私自身の話をしますと、小さい頃から科学が大好きで、
地球惑星科学の分野で博士課程の途中まで行きましたが、
色々とあってイラストの道を選び、今に至ります。
このような形で科学の世界に関わることができ、
微力でも、研究者様たちのお役に立つことができまして、
本当に嬉しく、楽しんで制作させていただいたお仕事でした。

改めて、お仕事をさせていただきましたことに、感謝申し上げます。
プロジェクトのご成功を心より願っております。

※掲載の許可を得て、ご紹介させていただきました。